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2017年8月4日

親子で体験!JAPONIC(自然栽培)! vol.1 その2

                         

いよいよイベント当日!
の前に、羽咋で自然栽培を実践されている農家さんを
粟木さんが何名かご紹介してくださったので
その方々の取材にGO!

無農薬と書かれている黄色い旗がはためいている田んぼを
囲むようにして慣行栽培の田んぼが。

この日はカメムシ駆除の薬を
ヘリコプターにて散布する日でもあり
一千万円以上するヘリコプターを使って
農薬散布しておりました。

が、さすが羽咋。
農薬を使用していない田んぼの両隣に散布するときは
手動で撒いてくれるそう。

取材お一人目の越田さんは
「日本晴」や「イセヒカリ」、「朝日」といった
コシヒカリ以外の品種も栽培している越田さん。

コシヒカリって、戦後流通し始めた品種なんですよ。
もちもち、美味しいって思っているかもしれませんが
糖度が高く、消化もしにくいお米。
常食するような品種では、実はないのです。
わたしが普段食しているのは、もちろん自然栽培のササニシキ。

越田さんのお話、好きでした。
たくさんいろんなことお話してくださったのですが
その中からひとつ。

化学肥料は、人工的に細胞を肥大させて成長期間を短縮させていくそうで
だから、細胞壁の成長が間に合わなく
うすくて壊れやすいので、農薬や肥料などのサポートが必要となってくるのですが
それが度を越してくると、なんと成長をとめて、枯れていったりするとのこと。

自然栽培は「地力」の力と植物本来のもつ自分たちの力とペースで
育っていくので、ゆっくりですが、病気にも強く安定して育っていく。

ざっくりと簡単にまとめましたが
この話聞いててね、もう人と同じじゃないですか
と、ずーーーーっと思ってました。

現代人のわたしたちって
いろんなものをせっせと摂取して
どんどんひ弱によたっていっている。
この原理、お米やお野菜と全くもっていっしょ。

自然栽培で育てられたお野菜やお米は
メタボになることはないけれども
他の栽培方法で育てられているものは
どんどんメタボリックに。

不自然なことをやっているサインなのに
それを受け取り違いしちゃって
トクホ商品どか買いして、さらに悪循環やっちゃってるお方
その商品も果たしてどこまで信じていいのやら。

ほんと、自然栽培、自然に耳を澄ませて
じっと観察していると
あらゆる事柄の仕組み、からくり
みえてきちゃいますよ。

越田さんの次は
もともと慣行栽培の農家さんだったのですが
現在ははくい式自然栽培合同会社の顧問をされている
猪俣さんのもとへ。

猪俣さんみたいな存在ってほんと貴重、大切なんですよね。

自然栽培っていいよね!
と農業のいろはも知らない人たちに
まずは機械や道具の扱い方、身体の動かし方、使い方を
レクチャーしていくとっても重要な存在。

それだけでなく、地元の農家さんであるからこそ
周辺近辺の農家さんたちとのつなぎ目をしてくださっているのです。

どこかから移住してきたどこの馬の骨かわからないやつが
自然栽培とかいう変てこなことを言い出している。

ってなるわけですよ。
そのあたりのクッションをしてくださっているね
ほんと、面倒見がよくて人のいいおじさまなのです。

印象的だったのが
お米のことを「あの人たちは」という言葉を使って
お話されるのです。

ああ、猪俣さんにとって
お米やお野菜は、「もの」ではないんだなって。

猪俣さんの口から「あの人たち」という言葉が発せられる度に
胸がきゅーーーーっとなってました。

そのあとは、前回羽咋に行った時にも取材をさせてもらった
ピーマンを主に栽培されている川上さん。
いつ会っても超お元気です。
そして、川上さんの畑は、これぞ「自然栽培」と頭の中で思い描いている畑。

草がもしゃもしゃしているけれども
その草も計算されてのこと。

セイタカアワダチソウってすごい嫌がられる草だったりするのですが
このセイタカアワダチソウが、畑にはたくさん自生しているのです。
その心は、アブラムシはセイタカアワダチソウが大好きで
セイタカアワダチソウがあると、野菜ではなくそちらにアブラムシが
いってくれるからとのこと&風よけ効果。

イベント前に、3名の農家さんの取材をさせていただいたのですが
みんな、愛してるんですよね。
自分がしていることを。
そして、誇りを持っている。
目がね、らんらんと輝いているんです。
思わず引き込まれてしまうような瞳してて
そんな人、久しぶりにみたなあって
お話に耳を傾けながら、3名の方たちの佇まいに
あてられていました。

後日、取材した動画をアップしますので
お楽しみにです~☆

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