地上に散らばる、常人とは異なる「ちから」を有する人々。夢源樹秘蔵の人物ファイルの一部をここに公開する。




1947年、東京生まれ、早稲田大学卒業。電電公社(現NTT)勤務ののち、UFO、UMAを含む超常現象・怪奇現象の研究に専念。現在、米国MUFON日本代表、国際隠棲動物学会日本通信員、日本宇宙現象研究会会長、日本フォーティアン協会会長を兼任する。新聞、雑誌、書籍と幅広く活躍中。
著書・訳書および監修に「UFO入門」(大陸書房)、「プロジェクト・ルシファー」(徳間書店)、「オーパーツの謎」「未確認動物UMA大全」「NASA秘録」(学研パブリッシング)、「最強の都市伝説1~4」「封印怪談1
筆者は、本書で紹介したオーパーツを実際に見て、そして触れた経験がある。
そのひとつは、「遮光器土偶」。今から34年前のことだ。青森県木造町の「亀ヶ岡考古館」で、遮光器土偶を初めて目にしたときの衝撃を今でも忘れることはできない。従来、その用途に関しては、女神像、呪術的偶像、玩具、神像などという諸説が提唱されていたが、いざ実物を目のあたりにしたとき、これらの通説は、筆者の脳裏から一瞬にして消えてしまった。本文中にも、その得意な携帯について触れたが、遮光器土偶は、首の部分に頭部が取り外し可能なヘルメットを髣髴とさせる構造が見られたし、顎の部分にはフィルター上のものが付着しているものもあった。そしてさらに、手の部分がタコのように吸盤状の特殊装置となっているものもあった。
これらの特徴を見たとき、「気密服を着た異星人」のイメージがすぐさま頭に浮かんだ。同時に、横に並ぶ円盤状の皿型土器を見たとき、彼らが乗ってきた“空飛ぶ円盤”だ、と妄想してしまった。この経験が後に、筆者自身が「遮光器土偶=宇宙人説」を展開するきっかけとなっている。
ふたつめは、水晶髑髏。通称、「ヘッジス・スカル」と呼ばれる、世界的にも有名なオーパーツだ。ちょうど25年前、カナダのオンタリオ州在住の故アンナ・ミッチェル婦人宅に招かれ、この稀代のオーパーツと対面がかなったのだ。
幸運なことに間近で見るばかりか、実際に触れさせてもらったのである。それゆえ、そのインパクトも強烈であった。スカルの額に手をあてたとき、魂を吸い取られそうな感覚がして、思わず手を離してしまったのだ。あのときスカルには、確かに“神秘的なフォース”が宿っていたと、今でも信じている。
ではなぜ、歴史学者や考古学者たちは、オーパーツを無視するのか?それには理由がある。ほとんどのオーパーツには、なぜか完成型しかなく、1点のみしか出土されないので、物証としては脆弱なのだ。しかも技術進化過程の物証がなく、その技術も次世代に承継されていない。それゆえ、研究対象になりえないのである。
しかし、由来不明の“トンデモなオーパーツ”が、南米の博物館の倉庫にいくつも眠っているという噂もある。そう、この世には、まだまだ解明できない「場違いの工芸品」が溢れているのだ。同時に、オーパーツ・ミステリーの探求が終わることもないのだ。
筆者自身、その解明に今後も身を投じていくつもりだ。そして、同様に探求し続ける読者諸兄にとって、本書がオーパーツ・ミステリーを読み解く糧になれば幸いである。
2011年3月吉日 並木伸一郎(平成23年4月7日発売「超文明オーパーツ大全」あとがきより)

並木先生といえば、UFO、UMA、都市伝説、オーパーツなどなど、この業界で誰もが認める大御所です。そんな並木先生にお会いする前は、それはもう緊張しまくりでした(汗)。神経質で、気難しく、とても怖い人物に違いない!粗相をすれば、この世界では生きていけない。。。それが、小生の中で勝手に膨らんでいた大先生、並木伸一郎氏のイメージでした(並木先生、本当に申し訳ございません)。
ところがどっこい(死語?)、お会いすると、こんなにも優しくて、人間味溢れる親分肌の先生だとは思いませんでした。初対面で緊張しまくっていた小生に、屈託の無い笑顔で、やさしく語りかけていただいたとき、勝手なイメージとリアルのギャップの大きさに、今でも小生の中で強烈な印象として残っています。
現在、夢源樹では、オーパーツ関連の商品を開発中なのですが、並木先生にその監修をお願いさせて頂いております。商品の打ち合わせでは、子供のように純粋無垢な表情で、本当に楽しそうに協力していただいているのです。何の打算もなく、本当に興味をもったものに好奇心を寄せて、真摯に取り組まれる姿勢に、「これが、先生の人を惹き付ける魅力なんだろうな。。。」と関心させられる一幕でもありました。
前述の故アンナ・ミッチェル婦人宅で、実際にヘッジス・スカルを手にされたときのエピソードなど本当に面白い!本来であれば、博物館に飾られているようなお宝にもかかわらず、信じられないくらい粗雑に扱われていたようです。居間に無造作に置かれたヘッジス・スカルには、手垢がベタベタについていたのだとか(笑)。
「えっ、それホントの話ですか?」そんな言葉が飛び交う並木先生との会話では、いつも笑いが絶えません。今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。