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2017年4月12日

高野鮮誠さんに会いに行く!後編

                 
羽咋二日目滞在は
人気のない海岸で朝日を眺めながら
しばらくてくてく歩いて、引き返し
身体をその土地に少しずつ馴染ませてスタート。

この日は高野さんのお寺で
檀家さんの法要と
その後、清田益章さんの法話があるとのことで
いそいそと支度の準備を始めていると
高野さんから
お昼の支度を地元のお母様方がしているとの
連絡が入り、慌ててタクシーに乗り込み
いざいざお寺へ。

台所では、前日に高野さんの奥さまが料理したものを
次々と手際よく盛り付けしていく女性陣の姿が。
実は、地元の方の手料理を高野さんのお寺で食べていただく
という構想も練っているため、そのための視察であったのです!

そうこうしている内に
清田さんを迎えにいっていた高野さんたちが到着。
ご挨拶をかねつつ、お二人の間で
どんな会話が交わされているのか
こっそり盗み聞きしちゃいました。

初日は緊張しすぎて、高野さんに話しかけることも
なかなかできなかったのですが
この日は、店主もいないし、のびのびと(笑)
というわけではないですが
高野さんにぽつりぽつりと質問をさせていただきました。

法要のために地元の方々が集まり始めたのを機に
昨日、高野さんから紹介してもらった
JA羽咋の方のところにご挨拶に行ったのですが
ちょうど来客中であったため、名刺だけ渡して
高野さんの読経を聞きに、再びお寺へ。

高野さんの僧侶姿、とってもとっても素敵!
で、その姿を目にしただけで一気にテンションあがりまくり。

数人の僧侶の方とともに読経をしたのですが
高野さんの声はわかるんですよね。
複数人の声に混じっていても。

複数人の声の中から、高野さんの声に耳を澄ますようにして
一時間ほどの読経を楽しませていただきました。

その後、昼食をちゃっかりいただき、清田さんの法話に。
もちろんスプーン曲げ、というか
スプーン切り離してしまってました…。
地元のおじいちゃん、おばあちゃん、どう思っていたんだろう。

あっという間に時間は過ぎて
まだまだお寺に残っていたかったのですが
JA羽咋の方のところに行かなくては、なので
高野さん、そして勝手わからぬわたしに
優しく接してくださった奥さまにご挨拶をして退散。

とりあえず店主には
名刺だけ渡して、顔つなぎをしてきて!
といわれていたので
担当の方に、もう一度ご挨拶をしてくるくらいでいいのかな。
店主みたいに滔々と話をすることなんて
わたしには無理だしなあ
と、遅々として進まぬ足をだましだまし動かしてJA羽咋に。

だったのですが
高野さんが紹介してくださった、粟木さん
びっくりしました。

この方に会えてよかった
お話できてよかった
もっと早くから行っておけばよかった
となるくらい、素敵な方&話が盛り上がってしまったのです。

個人的な話になりますが
わたしは俗に
狂っているといわれていたり
おかしい、変態っぽい
といわれる人に惹かれます。

もう少し正確に表現すると
そういった狂気を昇華し
創造にもっていっている人に。

粟木さんがね、まさにそういった方、だと思うんです。

高野さんが常軌を逸しているのは
誰もがご存知、おわかりかと思いますが
粟木さんは、一見そんな風情醸し出していませんが
でもね、粟木さんも、狂ってます。

狂ってるから、新しいものを創り出せるんです。
規格外だからこそ、人とは違う視点で
物事をみることができるし、考えることができる
そして、行動を起こすことができる。

高野さん、さすがだなあと
うねってしまいましたよ。

地域創生などだけでなく
こんなに素晴らしい人材をちゃんと育てているのですから。
もう、なんの不安もなく
次にバトンタッチできる体制作りあげていましたもん、高野さん。

粟木さんが話してくれたこと
見据えて行動していること
大切にしていること
どれをとってもまさに共感!
なんで、この人の言っていること、言いたいこと
ここまでツーカーでわかってしまうんだろう
と不思議なくらい、わかりあってしまいました。
と、わたしは勝手に思ってます(笑)。

高野さんからの信頼を得ている粟木さんですが
現在でもJAの方々や地域の人たちに
高野さんや粟木さんがやろうとしていること
実際にやっていることを理解されているわけではなく
頭を抱えることも多々あるとのこと。

そんな粟木さんが
自然栽培をしている畑にゴミが置いてあったんですよ
と嬉々として話してくれました。

ゴミが置いてあるというのは
いやがらせ、ということなのですが
今までは気にもかけてもらえなかったので一歩前進なのだそう。

今はそんな面影一切ありませんが
昔はそれこそ病気になる、病んでしまう、狂ってしまうのでは
というところまで追いつめられていたそうです。
高野さんは自分よりもさらに大変だっただろうに
誰にも弱音も吐かずに、ほんとうにすごいです、とも。

羽咋には、現在続々と面白い人たちが集まってきている模様。
まさに創世記真っ只中。
だから、ゼロから作りあげていくので大変なことは大変。
だけれども創世記のメンバーにしか味わえないことがあることも確か。

粟木さんと話しているとわくわくしか生まれてこないんですよ。
これも粟木さんの魅力のひとつなんだろうなあ。
人たらしですよ、粟木さん。

一泊二日の羽咋滞在でしたが
粟木さんとの出逢い、話ができたことが
一番の収穫だったように思います。

そして、そんな人材をきちんと育てている
高野さんのすごさにも恐れ入りました。
すごい人だとはわかっていますが
どこまでも抜かりがない。

羽咋、これからさらに加速して
面白いこと展開していきますよ!

魅力的な人が続々と集まってきている模様ですもん。

これはね、一緒に作りあげたくなっちゃうじゃないですか。
今までの常識変えられちゃうポイントにいるわけですから。

みんなでジョインしちゃいましょうよ!
ジョインしちゃえる夢源樹ならではの企画
うっていきますので、楽しみにしていてくださいね~。

 

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