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2013年1月1日

謹賀新年!

明けましておめでとうございます。


旧年中は本当にお世話になりました。


今年は、昨年に引き続きまして、更なるイベント・商品を企画して参りたいと存じますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。


夢源樹の店主 松居


プロファイル


WEBサイト「夢源樹」店主 生年、性別不明。 サイト名「夢源樹」の由来は、「夢の源となる樹」です。この樹が、どんな花を咲かせるのか、どんな実をつけるのか、是非、本サイトが、皆様にとっての「夢の源となる樹」となれば幸いです。

2012年12月25日

清田さん宅での鳥鍋

冬至を控えた12月某日、年内最後の打ち合わせを兼ねて、エビスのロング缶6本と日本酒1本を片手に、お台場にある清田さん宅にお邪魔してきました。


年明けから本格的に各種活動を始められるとの由。今後のプラン等について、あーだこーだと議論しつつ、盛り上がってました。そんな中、いつも楽しみにしているのが、清田さんお手製のお鍋です。毎回趣向を凝らした鍋でもてなして頂いているのですが、今回はシンプルに鳥鍋!ホントにいいダシが出てます。仕上げはラーメン、これまた絶品&満腹でした。


ここで1ショット!お鍋に使われている「お玉」です。ちゃ~んと、根元がくるくる曲がってました(笑)。



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WEBサイト「夢源樹」店主


生年、性別不明。


サイト名「夢源樹」の由来は、「夢の源となる樹」です。この樹が、どんな花を咲かせるのか、どんな実をつけるのか、是非、本サイトが、皆様にとっての「夢の源となる樹」となれば幸いです。


2012年11月21日

霊感商法業者(「開運ブレスレット」「携帯パワースポット」)に消費者庁から業務停止命令!

Facebook にアップしたものですが、非常に重要なことと捉えていますので、久々の店主の日記として書かせていただきます。


首題の件ですが、各種スピリチュアルグッズを扱っている弊社としては、看過できない出来事です。「スピリチュアルビジネス」と「霊感商法」は、受け止め方次第で、同じモノとも、全く異なるモノとも定義できます。この辺の考え方は一度、しっかりと整理し、表明しておく必要があるかと考えております。


下記、リンクは紀藤弁護士のブログです。 http://blogos.com/article/50365/?axis=b%3A17215


消費者庁のニュースリリースによれば、業務停止命令を受けた霊感商法業者の「通信販売」と「電話勧誘販売」について、以下の行為を違反認定しています。


( 通信販売 )


1.屋号のみを使用し、正式社名を表示していなかった(表示義務違反)


2.商品を装着することで、就職が決まったり、宝くじで高額当選をしたりする等の願望が3日で適うかのような表示をしていたが、その裏付けとなる合理的根拠がない(虚偽・誇大広告)


3.Web上で消費者が容易に確認し、訂正できるようにしていなかった(顧客の意に反する申し込み)


( 電話勧誘販売 )


1.正式社名ではなく屋号のみを告知。顧客に無料鑑定を進め、その鑑定結果を装って高額なサービス勧誘を行っていたが、勧誘に先立って、勧誘目的や役務の種類は不告知(名称等不明示)。


2.「お金がないから払えません」等の意思表示があったにも拘らず、継続して勧誘を行い、一旦電話を切った後、再び電話をか けて勧誘を行っていた(再勧誘)


3.契約書面に会社名、代表者名、正確な住所の記載をしていない(契約書面の記載不備)


4.「除霊さえすればお金に困らなくなります。」「お金は苦労して準備しても金運がよくなるから必ず返済できます(借金を誘導)。」など、役務を受けさえすれば、金運が上がり、宝くじで高額当選できるかのように告げて勧誘を行っていた(不実告知)


5.「左肩に1体、右足首に5体、霊がついてます。すぐに除霊をしないと大変なことになる。」「こんなにたくさんの霊が家を囲んでいると、取り返しのつかないことになる。知っている人は焼身自殺をした。」などと告げて、顧客を威迫し、困惑させていた(威迫、困惑)。


6.クーリングオフしたにも拘らず、債務の返還を不当に遅延させていた(不当な履行遅延)。


7.勧誘する際に、契約しない意思表示をした顧客に対し、しつこく電話をかけたり、深夜に電話をしたりしていた。また、断った顧客に対して、巧みにクレジットカードの情報を巧みに聞き出し、顧客の承諾を得ずにクレジット契約を締結するなどの迷惑勧誘もおこなっていた(迷惑勧誘)。


詳細は消費者庁HPの11月15日付け情報 「詳細は通信販売業者及び電話勧誘販売業者【アドクリエイト(株)】【(株)ジェイコーポレーション】【(株)アドライン】に対する業務停止命令(3ヶ月・6ヶ月)及び指示を掲載」をご覧ください。


ここには、勧誘事例が5つ掲載されていますので、興味のある方は是非ご一読ください。 http://www.caa.go.jp/trade/index.html#m02


「無料サービスで勧誘して、高額商品に誘導する」という言葉だけを捉えると、どこのB2Cビジネスでも、ごく一般的に行われていることです。が、この「霊感商法」に関しては、根本的に間違っていることがあるように思います。


それは「道徳」の欠如かと。


スピリチュアル・ビジネスに携わる以上、社会通念上問題はないか?お客様・世間様にご迷惑をお掛けしていないか?誤解を生むような言動をしていないか?などなど、常に自身の行動をウォッチし続ける必要があることを、あらためて認識させていただいた事象でした。


好奇心追求サイト「夢源樹」http://mugenju.com/ は、かかる観点からすれば、「完璧」には程遠い状態ですが(汗)、少しずつでも理想型に近づけるよう、鋭意努力して参りますので、お気づきの点等がございましたら、遠慮なくご指摘くださいませ。


早速、ショッピングサイトの商品紹介文面が、誇大広告になっていないか、チェックせねば・・・


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2012年12月3日

「夢源樹」では霊感商法をやってるの?

「夢源樹は、この霊感商法業者と比較して、何がどう違うの?」


というご質問を頂きましたので、以下、霊感商法業者が「違反認定」されている事象について、簡単にコメントをさせていただきます。


消費者庁のニュースリリースによれば、業務停止命令を受けた霊感商法業者の「通信販売」と「電話勧誘販売」について、以下の行為を違反認定しています。


( 通信販売 )


1.屋号のみを使用し、正式社名を表示していなかった(表示義務違反)


⇒ 好奇心追求サイト『夢源樹』は、(有)マスター・プランニングが運営しております。


2.商品を装着することで、就職が決まったり、宝くじで高額当選をしたりする等の願望が3日で適うかのような表示をしていたが、その裏付けとなる合理的根拠がない(虚偽・誇大広告)


⇒ 夢源樹で取り扱うスピリチュアルグッズについては、Web上に商品コンセプトや期待される効果についての説明文を載せておりますが、その効能・効果を保証するものではないとのコメントを付与しております(本件後に事後的に付与したものが大半です。何卒ご容赦くださいませ。)。店主である小生自身、能力者のパワーを注入いただいたグッズの効果については、期待通りの効果を確実に100%享受することは難しいかもしれませんが、(相性の良い能力者・アイテムに出会うことができれば)相当に強力な効果が期待できると信じております。


商品販売業者として、自社商品を販売せんがために、かかる私見をお客様にご披露すること自体は特段問題がないとしても、「無理強い」するような行為は、売り手、買い手、作り手の関係者全員にとって『百害あって一利なし』です。あくまで、こうした考え方に共感いただけるお客様にのみ、弊社のグッズをお買い求めいただけると幸甚です。小生自身が、このような考え方ですので、グッズ購入可否の判断は、必ずお客様ご自身にお願いしております。お互いが嫌な思いをするようなトラブルは、できるだけ回避したいですから。


3.Web上で消費者が容易に確認し、訂正できるようにしていなかった(顧客の意に反する申し込み)


⇒ 一般的なWeb通販と同じで、最後の最後までキャンセルできます。更に、決済手段が銀行振込対応ですので、代金のお振込みが確認できない限り、商品は発送いたしません。だからといって、ひやかしやイタズラ等は何卒ご勘弁ください。実務上、注文いただいた後、ご入金いただけないと本当に困りますので(汗)。


( 電話勧誘販売 )


⇒ そもそも電話勧誘は一切いたしておりません(今後、夢源樹会員の皆様への、イベント告知や商品カタログのDM配送は検討中です)。上述の通り、小生の価値観をお客様に無理矢理に押し付けるのは、本意ではありませんので、お客様のご判断の下、価値観を共有していただけるお客様に、喜んでお買い求めいただけたらと存じます。


夢源樹にとって、お客様は、親しい友人であり、大切な知人です。相互信頼のもと、末長いお付き合いをさせていただける関係でありたいと願っております。友人・知人に「押し売り」みたいなことばかりしてたら、それこそ友達をなくしてしまいます(笑)。


小生の基本的な考え方は、夢源樹HPのイベントガイドにある「店主からお客様へ」http://www.mugenju.com/event/about.html をご覧いただけたらと。


今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。


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2012年4月22日

エスパー小林の不動産ばなし(6) 難しい引越し

これまでは、ネガティブな話ばかりでしたので、たまには、少しばかりポジティブな話をさせて頂きますね。ポジティブなので地名を出しても問題なしということで(笑)、白金のあるマンションに住んでいた、あるご家族の話をさせて頂きます。


或る意味、困った話なのですが、当時のお住まいが二重丸だったのです。ここから、更に良い住まいに引越しするのは至難の業でした。このご家族は、このマンションに住みだしてから、お医者さんのご主人が開業して大成功。絶対無理と言われていた第一志望の高校にお嬢さんが無事合格、その勢いで(?)大学も第一志望に合格と、そんな良いことが沢山あったパワースポット的なマンションだったそうです。


とはいえ、現実的に若干手狭なマンションだったこと、駅から徒歩15分くらい距離があったので、ご主人の通勤とお嬢さんの通学を考えると、、、という状況にあったことなどが重なり、渋々ながら引越しを決意したようです。


そこで、このご家族の奥さんが相談にやってきました。この奥さんは、10数件の候補物件の資料を持参して、小林さんに、どの物件が良いか、アドバイスを求めたのです。小林さんの目に留まったのは2物件。1つめの物件は、駅からは少し離れていたのですが(駒沢大学から桜新町にかけて)、その昔、どこかの大名のお屋敷だったと思われる、落ち着いた雰囲気のとても良い土地でした。ですが、おそらく価格面で折り合いが付かないだろう、というのが小林さんの読みでした。そして、もう1つの物件は、自由が丘の駅から徒歩2分くらいのマンションでした。昔は周辺の梅林に、お花見をするたくさんの人々が集まる様子が見える土地です。これはいい!と小林さんが太鼓判を押した優良物件でした。


このご家族は、1つめの物件が大変気に入ったようでしたが、残念乍ら、小林さんの読み通り、銀行のローン審査がうまくいかなかったようです。それでも、2つめの物件を購入され、今も家族全員幸せに暮らしているそうです。


それから数ヶ月後に、60代の老夫婦が、小林さんのもとを訪ねてきました。相談の対象となったのが、先ほどの1つ目の物件だったそうです。このとき、小林さんが目にした土地の価格は、先のご家族が購入したいと思ったときよりも、大幅に引き下げられていたそうです。どうも、相続関連で売主側に、早く売却したいという意向が、強く反映された価格だったようです。もちろん、この老夫婦は、喜んでこの物件を購入されたそうです。


土地って、色んな縁があるものなんですね。


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2012年4月15日

「第1回 夢源樹まつり」 無事に終了いたしました。有難うございました。


ご報告が遅くなって恐縮ですが、何とか無事に「第1回 夢源樹まつり」を終えることが出来ました。


大過なくイベントを終えられたのも、ひとえに皆様方のおかげです。本当に有難うございました。この場をお借りして、慎んで御礼申し上げます。


現在、ご参加頂いた皆様からのアンケートやご意見をもとに、色んな企画を思案中です。


随時、TwitterやFacebook を通じて、情報を発信させて頂きますので、遠慮なくご意見を賜れたらと存じます。


引き続き、よろしくお願い申し上げます。


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2012年4月5日

エスパー小林の不動産ばなし(5) 港区の首吊りの木

これは、何年か前のムー誌面でも紹介されたお話です。その時の内容に、後日談が加わっておりますので、あらためて紹介させて頂きます。


10年くらい前の話です。小林さんのもとに相談に来られたのは、ご主人が若くして起業し、大成功を収めた30代半ばとおぼしき社長夫人でした。仮にこの女性をAさんとしましょう。それまではご夫婦で都内のマンションに住んでいたのですが、港区の誰もが羨む高級住宅街で、土地付き一戸建てのご自宅を探していたようです。ご主人は仕事漬けだったので、専らご自宅探しはAさんに一任されていました。


このAさん、ある不動産屋さんから、今回のこの物件を紹介されました。価格はリーズナブル、土地の形も良い、建物も立派と、条件面では非の打ち所がない優良物件でしたが、Aさんは、どうしても何か気になるところがあって、知人の伝手を使って、小林さんのところに、相談に来られたのでした。


「すみません。いま自宅を探しておりまして、とても気になる物件があるんです。その物件が大丈夫かどうか、アドバイスを頂きたいのです。」


「大丈夫かどうかですか?何か気になることでもあったのですか?」


「はい。条件面は全く問題ないのですが、物件を内見した時に、とても嫌な感じを受けたんです。」


「嫌な感じとは?」


「ええ、なんと申しますか、入った瞬間にゾワッとするものを感じたんです。背筋に悪寒が走ったとでもいうのでしょうか?何だか普通じゃない気がしたんです。」


そんな嫌な感じを受けた物件なら、諦めるのが普通ですが、余程、それ以外の条件面が良かったのでしょう。どうしても気になって、小林さんにご相談という流れです。


早速、小林さんの霊視が始まります。


「今も残っているかどうかは分かりませんが、ちょっと嫌な木が見えますね、あと嫌な石も。その石にのって踏み台にして、その木に縄をかけて首を吊っている様子がみえます。これは江戸時代ですかね?貧農の男性です。生活苦が理由なんですかね?首を吊っている男性の様子がはっきり見えるんですが、、、」


ここまで言うと、Aさんがおもむろに


「当たってます。」


何が当たっているの?と不思議に思っている小林さんに対して、Aさんが「よくよく調べてみると・・・」と重い口を開いて話を始めました。


実はその物件の隣家で、ご主人が首を吊って自殺していたのだそうです。この自殺をした方は、著名人だったので、TVや週刊誌でも大々的に報道されたのだとか。一般的には、視力の喪失を理由に、世を儚んでの自殺と報道されたようですが、色々聞いてみると、どうも、そのご夫人が精神的に病んでおられたようで、その看病疲れを苦に、視力の問題も重なって、発作的な自殺という見方もあったようです。


結局、小林さんのアドバイスもあって、Aさんは、この物件を諦めたのでした。


ここで話は終わりません。


その1~2年後に、また小林さんを訪ねてくる女性がいました。仮にこの女性をBさんとしましょう。金銭的に裕福だったBさんも、前述のAさんと同じく、マンションから戸建てへの転居を検討していたところでした。


そんな中で、ある不動産業者から、お値打ち物件として勧められたのが、全くの偶然ですが、この物件だったのです。これまたAさんと同じく、何かしらの違和感を感じて、小林さんのところに相談にやってきたBさんでしたが、大きく違ったのは、小林さんの霊視の内容でした。


「今も残っているかどうかは分かりませんが、ちょっと嫌な木が見えますね、あと嫌な石も。その石にのって踏み台にして、その木に縄をかけて首を吊っている様子がみえます。これは江戸時代ですかね?貧農の女性です。生活苦が理由なんですかね?首を吊っている女性の様子がはっきり見えるんですが、、、」


ここまできて小林さんに違和感が。


「あれっ、同じようなシチュエーションがあった気がするんだが、、、」


小林さんは、相談案件に関する詳細な情報は、相談内容が終わった後は、殆ど全て忘れてしまうそうです。でも今回は、少し前にみたのと全く同物件ということで、記憶に残っていました。けれども、今度は男性ではなく、女性が首を吊っている状況がみえてきます。小林さん自身が、不思議に思っていると、Bさんからこんな発言が、、、


「実は、隣家で奥さんが首を吊って自殺をしたんだそうです。」


隣家には後日談があったのです。ご主人の自殺を苦にした奥さんは、突然行方をくらましてしまったそうです。その後、数ヶ月が過ぎて、親族が空き家になっている筈の隣家に足を踏み入れたところ、ご主人が首を吊った場所と、全く同じ場所で、奥さんも首を吊っていたんだそうです。


結局、Bさんも、この物件を諦めたのですが、後日、小林さんが太鼓判を押した物件を購入されたようで、大変感謝されたのだそうです。


それにしても、Aさんも、Bさんも、何かしら感じるところがあって、小林さんのところに相談をしたからよかったものの、そんな感度のない小生のような一般人は、一体どうすればいいんだろう。。。そんなことを考え始めるキッカケとなった小林さんのお話でした。


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2012年3月25日

エスパー小林の不動産ばなし(4) 港区の女子大生

次は、東北出身の女子大生Aさんの話です。


およそ20年前、苦難の大学受験を無事に終え、晴れて4月からは、夢にまでみた東京での女子大生ライフが待っている。そんな期待に胸を膨らませて、東北の某大都市から上京してきた、若干18歳のAさんに厄災が及んでしまいました。


これまで、目に入れても痛くないほど溺愛していた愛娘が、大都会東京で独り暮らしを始める訳ですから、親御さんとしても、気が気ではありません。通学に使う駅から遠すぎやしないか?普段使う道路は明るいか?オートロックはもちろん、物件のセキュリティーはどうなっているか?などなど、ご両親のあらゆる厳しい目線をパスした、ワンルームマンションが、Aさんの新たな生活拠点となりました。


ところが、このAさん。最初から、この物件に少なからず違和感というか、得も言われぬ嫌悪感を抱いていたのだとか。一所懸命に物件を探してくれた両親、いい物件がみつかったと安心しきっていた両親には、なんとなく、この違和感について言い出せないでいました。


そうこうするうちに、引越しも終わり、Aさんの東京生活が始まりました。すると、まだ1週間しか経たないうちに、Aさんの身体に異変が、、、体中に原因不明の発疹が現れたのです。高校を卒業するまで大病を患うことなく、こうした身体の異変にも悩まされることなく、生活してきたAさんでしたが、上京して間もなく全身に湿疹が発生し、真っ赤にただれ、まるで体中がアトピーになったかのような状態になってしまったのです。そして何よりAさんは、その痒みで夜も寝られない状況に陥ってしまいました。


当然、Aさんは病院に行きました。色んな薬を処方してもらいましたが、多少の効果はあったかもしれませんが、完治には遠く及びません。主治医を変えて、病院も変えて、いろんな検査もしましたが、全く原因がわかりません。一向に病状が改善しない状態が続き、結局、医者からは「おそらく東京の水が、Aさんの体質にあっていないんだと思いますよ。」こんな曖昧なアドバイスしかもらえなかったようです。


20年前ですから、今ほど巷にミネラルウォーターが溢れている時代ではありません(おそらくですが、、、)、藁にもすがりたいAさんは、早速自宅に浄水器を設置したようですが、結果は言わずもがなでした。そこで知人の紹介もあって、小林さんのところに相談があったという訳です。


「上京してきてから間もなく、全身に湿疹ができてしまいました。痒くて夜も眠れないんです。田舎にいたころは、こんなことは全くなかったのですが、、、」


「お医者さんには、相談されましたか?」


「はい。でも・・・全然良くならないんです。」


「そうですか。では、ちょっとみてみましょうか?」


ここから、小林さんの霊視が始まります。いつものように、相談者が記述した住所を霊視すると


「う~ん、ここは、昔、お寺かな?お墓かな?その境界線に近いエリアだったようですね。」


最近では都会にある寺社がビル化しているケースも少なくありません。どうもAさんが住んでいたマンションの敷地は、おそらくお墓か、お墓に隣接している土地だったのでしょう。Aさんの部屋が、低層階だったこともあり、土地の影響を強く受けていたようです。


「んっ、侍が大勢見えますね。このあたりに陣か何かを構えていたのかもしれません。う~ん、、、〇〇藩?心当たりはありますか?」


この時点まで、小林さんはAさんの出身地のことを知らなかったのです。


「は、はい。地元です。」


Aさんの顔色が一気に変わったのはこの時でした。がっくりとうなだれるAさん、


「そうですか、、、」


小林さんに見えた侍の数は、少なく見積もっても20~30。「あぁ~、だから、Aさんのところに〇〇藩の無縁侍達が集まるんだ。。。」と思ったところで、さすがにその事実を、強いショックを受けているAさんに説明などできません。小林さんのアドバイスは一言。


「う~ん、早く引越した方がいいですね。」


Aさんにも思うところがあったのでしょう、すぐに引越しを決めたのでした。


その後、風の噂で、Aさんの病状も快方にむかったようです。


これでこの話は終わりなんですが、いつも余計な質問をしてしまう小生。少々気になったことを、小林さんに質問してしまいました。


「引越しするまでの間って、Aさんは大丈夫だったんですか?」


「いい質問ですね(笑)。Aさんのマンションに、植え込みが見えた(=霊視)ので、まずはそこに穴を掘って、めざし(=酒の肴)を埋めて、その上からお酒をかけてくださいってアドバイスをしたんです。そして、退去する時には、部屋にお花を置いて出て行きなさいって。それで、ある程度は収まったようですけれど。でも、やっぱり引越しするのが一番です。」


ほぉー、やっぱり引越しまでに、確りとやるべきことをしておかないと良くないんですね。矢継ぎ早に次の質問です。


「侍達はAさんに、何か訴えかけたかったのでしょうか?」


「Aさんは、〇〇藩の武家の子孫だったようです。侍達は何かを訴えたいというよりも、『お前は、俺達の子孫なのに、なんで邪魔をしやがるんだ!』って怒っていたんです。」


「Aさんに顕れた「湿疹」という霊障は、どの位のレベルなんですか?」


「霊が本気で怒っていたら、交通事故になるケースが多いんです。事故を起こして怪我をすると入院しますよね?本気で追い出そうとしていたら、事故にあっていたかもしれません。最悪のケースは、死に至る場合も。。。そういう意味では、Aさんはラッキーだったと思いますよ。」


不幸中の幸いだったようです。


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2012年3月9日

メンタリスト美樹さんのTV番組の打ち合わせ風景

つい先日、メンタリスト美樹さんから、面白い話を伺う機会がありました。


昨年、あるTV番組の収録前の打ち合わせで、スタッフの方から、こんな質問があったそうです。 スタッフ : 「どーも、お疲れさまで~す。」


美樹さん : 「どうも。」


スタッフ : 「あ、美樹さん。出演者のプロフィールは、後ほど用意しておきますからね。」


美樹さん : 「えっ?」


スタッフ : 「えっ、て、、、資料必要ですよね?」


美樹さん : 「いいえ、私はそんなの使いませんから。」


スタッフ : 「え~っ、ホントですか?」


美樹さん : 「はい、使ったことありませんよ。」


スタッフ : 「へぇ~っ、美樹さんてホンモノなんですね。。。」


別にTV番組を非難するつもりはないのですが、ホンモノの能力者にとっては、極めて失礼な話です。


でも、これが現実なんですよね。。。


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2012年3月4日

エスパー小林の不動産ばなし(3) 品川区の共働き夫婦

今回の話は、今でも小林さんが気になっているようです。なぜなら、お祓いをしなかったから。


遡ること3年前、30代後半とおぼしき男性が、小林さんのところに相談にきました。金融機関にお勤めの男性で、最近どうも仕事がうまくいかない。色々とお金もかかるので、思い切って転職すべきかどうか、、、ということで、小林さんのところに来られたようです。


「何時頃から仕事がうまくいかなくなったんですか?」


「だいたい3年前からですかね。」


「それまでは順調だったんですか?」


「はい。」


「今のお仕事に不満はあるんですか?」


「特に無いんですが、、、でも、仕事がうまくいかないというか、色々とお金がかかるので、もっと収入の良い仕事に転職すべきかどうか悩んでるんです。」


「失礼ですが、どうしてそんなにお金が必要なんですか?」


「実は、3年前に土地を買いまして・・・」


まだ仕事も順調、夫婦仲も良好だった3年前に、夫婦で散歩をしていたとき、ふと目に留まった土地がありました。JRの主要ターミナル駅から徒歩10分、普通に買えば1億円はくだらない接道も地形も良い更地が、時価の6掛ほどの超格安物件として売りに出されていたのです。丁度、賃貸マンションからの転居を考え始めていたご夫婦は、これはラッキー!この絶好の機会を逃すまじ。ということで、早速その土地を購入したのでした。ところが、、、


土地を買ったはいいが、いざ建物を建てようと住宅メーカーと契約するのですが、なぜかその度に必ずトラブルが発生して、うまくいかないのです。小林さんのところに相談にきた時は、もう既に3件の契約が白紙になっていました。


このご夫婦も土地を買うのにローンを組んでいました。半年くらいかけて自宅を建て、夢の新築一戸建てに移り住む予定だったのが、賃貸マンションの賃料と土地のローン金利を、3年間もダブルで負担し続けているのです。そりゃお金が必要な訳です。とても仲睦まじい夫婦だったのに、最近は揉め事ばかり、喧嘩の耐えない冷め切った関係になってしまっていたようです。


「その土地の住所は?」


「はい、品川区〇〇です。」


「あーっ、そこ無縁仏がたくさんいますね。。。」


小林さんは、早速その土地の霊視結果を伝えます。半信半疑の依頼者でしたが、続いた小林さんのコメントに言葉を失ったようです。


「この土地ですが、裏に神社がありますよね。右手には・・・」このように指摘した映像が、全てそのままピタリと当てはまる。依頼者は、その場で小林さんにお祓いを依頼しました。


ところが、、、、


その場で日時まで決めていたのですが、急遽前日になってリスケになったそうです。


「あっ、これは駄目だな。」


小林さん曰く、縁がないケースでは、よくこんな風に邪魔が入ることがあるそうです。その直感通り、次のお祓いに関するアポイントが交わされることはなく、それっきりとなった事例です。


以下、余談です。この話を聞かせて頂いた小生は、


「やっぱり無縁仏たちが、小林さんが来ると祓われてしまうので、来させないように動いたんでしょうか?ちなみに無縁仏たちって、一体どんな心境なんでしょうかね?」


「彼らは、自分達はおとなしくしているのに、それを無理矢理に邪魔されるから怒るんですよ。例えば、縁側でひなたぼっこしている猫に頭から水を掛けたりしたら、そりゃ怒るでしょう。犬だったら噛み付きますよ。それと同じです。そのままそっとしておくのが一番なんだけども、もし何かしようとするなら、私のような人間を使って話し合いをすれば良い。『ごめんなさい、代わりにこっちの場所を用意するから』とか、『お願いだから、こっちに移ってあげてよ』とか、相手も元人間なんだから、いくらだって交渉できるんですよ。」


小林さんは、基本的に霊を相手に真っ向から喧嘩をすることはありません。出来る限り交渉で済ませるようです。相手の意思を最大限尊重するというのは勿論ですが、現実的に喧嘩ばかりしていたら体力が持たないのだそうです。


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